【旅の始まり】


「明日は暖かいんだよなぁ~……」 そんな言葉をよそに、僕たちは自作バン「ラッキー号」を雪山へと走らせていました。目的地は、群馬・たんばらから新潟・神立を巡る2泊2日の夫婦旅。
今回のテーマは「雪山でも快適に過ごせるか?」と「滑りが劇的に変わったスタンス調整」、氷点下になっても微塵も感じさせない最強の寝室、そしてそれらを支えるポータブル電源。実戦レポートを開始します。
1. 【1日目・たんばら】50点の滑りと、現場での決断




初日のたんばら。数本滑ってみて感じたのは、言葉にできない「違和感」でした。自分の滑りを採点するなら、せいぜい50点。これまで信じてきた「右21度 / 左0度」のスタンスが、どうにも今の自分に噛み合わない。
夫婦でシーズン前にSTANCER(スタンサー)で自分の身体の重心位置を計測していて、ワイフもスタンスがなかなか落ち着かず、前振りにしたりいつも通りに戻したりと試行錯誤・・・。
スタンサーは色々な推奨角度を提案してくれます、そこで3回目の変更時、ワイフのスタンスを計測値の中間位に!
その時、「このままじゃ終われない、自分のスタンスも変えようかな」と思い、変更。
右12度 / 左-3度、スタンス幅51cmへ。角度を変えて再び雪面に立った瞬間、足裏から伝わる感覚が劇的に変わりました!!
2. 【食と暖】外気は氷点下、車内は21℃のパラダイス



滑り終えてラッキー号に戻り温泉に入り、次の目的場所に移動をします。
普段平日に行けることなんてないので、どこに行くか迷いましたが、平日レディースデーがあり、ネットから「オリオンツアー」のマイカープランで自分のリフト券も安く購入できたので神立スノーリゾート。
湯沢のスーパーで買い物をして、車中泊。
外気温はマイナス2〜3℃くらいか体感なのではっきりはわかりません。。
車内も10℃ほどまで下がっていましたが、ここからが「動く家」の本領発揮です。カセットガスストーブ「マイ暖」を点ければ、車内はあっという間に20℃以上の夏日に変わります。
その暖かな空間で、AORA 200を使って炊飯を開始。



車内に広がる炊飯の幸せな香り。外は極寒なのに、車内では半袖になれるほど暖かく、熱々のご飯とスーパーで調達したお刺身で乾杯です。



これこそが自作バンライフ最大の贅沢です。
3. 【最強の寝室】NANGAが凄すぎて、電気毛布の出番なし
我が家は、キャンプもするので寝袋の強化は考えていました。
そこで、セールで安く購入できたのでついに、滋賀が誇るシュラフメーカー「NANGA(ナンガ)」です!!
我が家のセレクトは、夫婦でスペックを変えたこの2枚。
- ワイフ:NANGA 770
- わたし:NANGA 900
なぜあえてスペックを変えたのか。それは、筋肉量や体感温度が違う夫婦にとって、それぞれが「暑すぎず寒すぎない」最適解を選びたかったからです。
ワイフは、車外に出る時も考えフリースを着て快適に寝れるように。
わたしは、できるだけ薄着(メディヒール上下に薄いパジャマ用フリース)で寝れたらと思ってのスペック。
この最強のダウンシュラフに潜り込むと、一瞬で魔法瓶の中にいるような暖かさに包まれます。「これはマイナス10℃くらいまで冷え込まないと、電気毛布すら過剰かもしれない」と思わせてくれるほどの保温力。AORAという絶対的なバックアップがある安心感の中で、朝まで一度も起きることなく爆睡してしまいました。
さらに、起きたら二人共靴下脱いでいました。笑
【楽天市場】【日本正規品 13時まで当日出荷】WEST別注オーロラダウンバッグ900 P-GRY レギュラー NANGA(ナンガ):WEST WEB STORE
ワイフの使っているのは、ワイルド1別注モデルですがすみません、売り切れのようなので↑の商品を同等です。
4. 冬の車中泊にこそ「EENOURのポータブル冷蔵庫」
さらに快適さを支えたのが、EENOURのポータブル冷蔵庫。


今回は「走行中は車のシガーソケットから内蔵バッテリーを充電」「停車中はバッテリー駆動」「足りない分をAORAで補給」という電力の三段活用を実践。


AORAは常に余裕の電力をキープ。

車内を20℃まで上げているからこそ、冷たい飲み物がいつでも最高の状態で飲める。この「温度管理」が旅の質を一段上げてくれました。
5. 【2日目・神立】ついに覚醒。「直滑降でしゃがめる」という新境地



熟睡のおかげで体は軽い。2日目の神立。昨日調整した「12° / -3°」のスタンスが、本当の答えを教えてくれました。
板が雪面に食いついてくれて、ターン中の遠心力と安定感を感じました。

「あ、今、板のど真ん中に乗れている。」
最後の下山コースでの直滑降でピタッと低くしゃがめる安定感。エッジに頼らなくても板のフラットを使いこなせている感覚で「どうすれば低くなれるか」の正解が見えています。
そしてレディースデーなのでクレープか温泉の割引きが選べる特典があり、滑り終わった後のクレープも、格別の味でした。

【まとめ:日本一周への準備は整った】

2泊2日の夫婦旅。得られた収穫は計り知れません。
- AORAの電力の余裕と炊きたてご飯。
- NANGAが教えてくれた、氷点下でも快眠できる予感。
- そして、滑りを変えた「12° / -3°」の黄金スタンス。
「ラッキー号」は、どこへ行っても最高に楽しめる「移動式の家」へと進化した気がします。
さあ、次はどこの雪山で、この最高の感覚を味わおうか。
今回の旅を支えた「最強ギア」まとめ
今回の2泊2日、雪山トリップを「夏のような快適さ」に変えてくれた相棒たちを紹介します。
| ギア名 | 役割 | お気に入りポイント |
| AORA 200 | メイン電源 | 炊飯・電気毛布・冷蔵庫充電のすべてをこなすスタミナ。 |
| NANGA 770 / 900 | 寝具 | 電気毛布いらずの保温力。氷点下でも朝まで熟睡予感。 |
| EENOUR 冷蔵庫 | 食生活 | 賢い運用でAORAの電力を節約しつつ、常に適温をキープ。 |
| イワタニ マイ暖 | 暖房 | 点火して数分で車内を20℃まで引き上げる圧倒的な速暖性。 |
| SIMS スノーボード | 滑り | 今回のスタンス調整(12°/-3°)で覚醒。直滑降が別次元に。 |
一言メモ: > 道具選びで大切なのは、単体の性能だけでなく「どう組み合わせるか」。
今回の「断熱自作バン × マイ暖 × NANGA」のコンボは、冬の車中泊の最適解だと確信しました!
